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2014年1月1日水曜日

一般社団法人 芦別青年会議所 第61代理事長所信

一般社団法人 芦別青年会議所
第61代理事長 北村 真

2014年度スローガン
「ALL FOR ASHIBETSU」
~ 子どもたちの未来へ ~


はじめに

 昨年中は当会創立60周年に関わる各種事業を挙行するにあたり多大なるご支援ご協力をいただき誠にありがとうございました。お陰様をもちまして「まちと共に60年 感謝と誇りを胸に~スマートタウンあしべつを目指して~」のテーマのもと一連の事業を執り行う事が出来ました。会員一同心より感謝申し上げる所存でございます。

 昨年、芦別は120周年、市制施行60周年を記念したさまざまな事業の開催、芦別映画「野のなななのか」の撮影、また昨年で最後となりました「キャンドルアート」が過去20年の中で最高の集客を挙げるなど、大変華々しい1年でありました。ですが、なかなか止まる気配を見せない人口減少、それに伴う経済の縮小、少子高齢化など市民が一丸となって解決していかなくてはいけない課題を抱えていることもまた現実です。その課題を解決し「混沌という未知の可能性を切り拓くため」に先鞭をつけることが若いわれらの使命であると考えます。



スマートタウンあしべつを目指して

 先に述べたとおり当会は無事に60年という節目の年を迎えることができ、本年よりまた新たな時代への船出となります。我々青年会議所は単年度制での活動となります。
 年度毎の理事長の想いを掲げたスローガンのもと一致団結し活動してまいりました。
 ですが、年度毎に会の方向性が変わってしまう事によって継続して効果を得る事業を行う事が困難であるという単年度制の弊害も現実として感じています。我々が真摯に街の発展を目指して活動して行く上では中長期的な視点を持って活動していくことも必要になってまいりました。今後5年を目標にして創立60周年事業でのテーマにもあります「スマートタウンあしべつ」の実現を目指して活動してまいりたいと思います。
 グローバル化が進んでいる現在、和を重んじる日本人の良い所を残しつつ、未来に向かって街を進めていくためには、我々が「変わらないために変わってく」事が必要になってくるのだと思います。未来志向の視点をもち現状に甘んじず弛まない努力を続けより良い未来を創造することで「スマートタウンあしべつ」を目指していきたいと思います。



運営方針

 我々の組織も年々少しずつ形を変えながら活動をしてまいりました。
 本年は石岡直前理事長を含めた四役がしっかりと会を運営し、真に街にとって必要とされる組織になるよう活動していきたいと思います。そのためには理事各々が自らの担う役割でしっかりとリーダーシップをとり、会の進むべき方向性を示しながら、その責任をしっかりと負う事で各委員会の活動を軽やかかつ大胆に展開していくことが可能になると考えます。またその中で我々が目指すべき方向を誤らないようしっかりと見守っていただくため、またより広い視点で我々の活動を講評していただくために、長谷川隆行君と特別会員より加わっていただきました大橋二朗先輩のお二方に監事の役を担っていただく事とさせていただきました。

 本年はひとづくり委員会・まちづくり委員会の2つ委員会に我々の活動の両輪を担っていただくことにいたしました。


ひとづくり委員会

 ひとづくり委員会には総務・広報・指導力開発の他、会員間の交流事業・褒章事業など会にとって、会員にとって必要な事業を行っていただきたいと思います。街を構成しているのはそこに暮らす人々であります。すなわち僕たち一人一人がしっかりとリーダーシップをとれる人間に成長することがまちづくりに繋がっていくと思います。そのために会員にとって何が必要なのか?街のためにはどのような会員必要なのか?という事にしっかりと向き合いながら1年間活動していただきたいと思います。


まちづくり委員会

 まちづくり委員会には今年で3回目を迎える「あしべつ雪まつり」の開催など街に活気を生む事業を行っていただきたいと思います。「活気のある街」になるには「活気のある人間」が増えていかなくてはいけません。まちづくり委員会が中心となって、活気のある芦別JCそして活気のある芦別へと繋げていきたいと思います


スマートタウン確立会議

 本年は両委員会の他に「スマートタウン確立会議」という1つの会議体を設置しました。中長期目標である「スマートタウンあしべつ」実現への道をしっかりと確立しメンバーの総意のもと総会の決議をいただくことが目標となって参ります。こちらの会議体を専務理事の管理下に置き年間を通して「スマートタウンあしべつ」の実現に向けて必要な事業を行っていきたいと考えております。



スローガン

本年の一般社団法人芦別青年会議所のスローガンは

ALL FOR ASHIBETSU ~子どもたちの未来へ~」

とさせていただきました。「全ては芦別の為に」という解釈とさせていただきます。至極あたりまえなスローガンですが、一般社団法人格を取得して初めての新年度、創立60周年を終えて新たな船出となる本年、今一度活動の原点に立ち返り真摯に街と向き合い、真摯に市民と向き合い、真摯にJC活動に向き合うことで我々の活動がどのように芦別の為になっているのか?我々個人が持っている魅力をどのように芦別のために活かしていけるのか?を再認識することで、我々が事業を構築し、市民の方に事業を理解していただき、街の為に事業を達成していける芦別JCを目指していきたいと思います。また、サブタイトルとして~子どもたちの未来へ~を付け加えさせていただきました。街の未来は我々若い世代が作っていかなくてはいけません。そして更にその次の世代に繋げていくという使命も忘れてはなりません。ですが現状として今後の日本を背負っていく我々責任世代の中にも多くの無関心層が存在していることも事実でございます。責任世代である我々が今現在、日本・北海道・芦別が抱えている諸問題にしっかりと向き合い解決していくことで、明るい街の未来を子どもたちに引き継いでいきたい。そんな思いを込めさせていただきました。

終わりとなりますが、今後とも一般社団法人芦別青年会議所に対しまして変わらぬご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。